赤城神社の狛犬。向かって左、阿吽の吽の方。仔犬も珠もなし。

台座には「大正十三年五月」と漢数字で横書きで（右から）書いてあった。1924年生まれ、81歳の狛犬である。

恐らく「江戸系」になる狛犬。風雪に耐え、苔も生えて、良い感じに"味"が出てきている(^_^) チョット爬虫類的な風貌の江戸狛犬は多いが、それらと比べるとこれは丸顔。前足もポッチャリ気味で、何ともかわいらしい。

狛犬の後に見えている道は、比較的交通量の多い県道218号。昔の人達もこの道を歩き、狛犬を眺め、赤城神社にお参りをしていたのだろう。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

大正13年(1924年)５月奉納、81歳の江戸狛犬。吽形像の方は優しそうな表情にも見えたが、こちら阿形像はやはり少しだけ厳しい表情。口元から覗く舌には赤く彩色した跡が見られる。81年前のものだろうか？それともその後もう一度彩色されたのか？

後方には近代的なマンションも写っているが、周囲には雑木林も残り、赤城神社の境内にも何本ものヒノキやその他の木がしっかり残っている。

「神社＝子供の遊び場」という場所をいくつも見てきたが、ここ赤城神社もそんな中のひとつ。小学生の男の子たちがドッジボールをやっていた。使われていたボールは、空気が抜けてペチャンコ(^_^;) つまりまったく転がらないボール。神社の社殿などを傷つけないため、通りにボールを飛ばさないための工夫だとしたら…君たちなかなかやるじゃん！(^_^)

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

愛宕神社の狛犬。向かって左、阿吽の吽の方。吽ではあるが、若干口が開き気味のようである。

面構えは少々厳ついが体型はポチャポチャで、どことなくユーモラスな感じも…

この吽形像の後ろ姿はこちら。またこの角度だと、奥側、阿形像の下あごが欠けてしまっているのが良くわかる。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

愛宕神社の狛犬。向かって右、阿吽の阿の方。残念なことに、下あごが欠損している。胸（肩か？）の辺りが白っぽいので、ここが失われた部分だと思われる。

台座には「昭和三年三月寄進 七十七壽記念 風間米十郎」と刻まれている。米十郎さんも、あの世からこの狛犬を見て悲しんでいるのでは？

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

桂川神社の狛犬。向かって左、阿吽の吽の方。前足で仔犬を押さえている。仔犬、大きめかな？

これは私が「藤子不二雄狛犬」と呼ぶタイプ。顔も大きく、表情もどこかユーモラス(^-^;)b

この狛犬の後ろ姿。尻尾も太くて立派。思わず、 この大きなお尻をペンペンと叩いてきました(^_^)

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

桂川神社の狛犬。向かって右、阿吽の阿の方。前足で珠を押さえている。珠の模様はよく見るものだが、この彩色パターンは初めてかも？

平成５年(1993年)12月、地元の個人名（男性）で奉納。今年12歳になる狛犬。

この阿形像の顔のアップ。なかなか味のある表情です。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

1/100 f=2.8 235mm ISO-200

-0.7EV

2005.05.28 08:02

高麗神社の狛犬。向かって右、阿吽の阿の方。

716年（霊亀２）、高麗郡が置かれた際、初代首長に就いたのが高句麗王族の血を引く高麗王若光［じゃっこう］だった。彼は武蔵野の開拓に力をそそぎ、郡民からも厚い支持を得ていた。この若光の徳を偲び、その霊を祭って建立された神社。現在も出世明神、開運の神として信仰されている。

（Yahoo! TRAVEL より）

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

城峯神社の狛犬。向かって左、阿吽の吽の方。この神社の狛犬は、仔犬を連れていなかった。

「十月桜」で有名な『城峯公園』のすぐ隣にある神社。今回のドライブで、ここに神社があることに初めて気付いた。『城峯公園』には何度か来ているのにねぇ(^^ゞ

参道入口、鳥居脇の木は、もの凄い状態になっていた。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

体の線もスッキリとしていて、顔も耳もまるっきり犬であるが、尾が異常に長いことが印象に残った。つまり…“狼狛犬”である(^-^)b

後ろ姿はこちら。吽形像と仲良く向かい合っている。大正８年４月に作られたそうである。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

伏見稲荷の狛犬。向かって左、阿吽の阿の方。大きく口を開き、ギザギザの前歯と"獅子鼻"がなかなかの迫力。珠を前足で押さえている。

狛犬巡りドライブに出掛けたこの日、たまたま通りかかった道で、偶然見つけた『伏見稲荷』にいた、この小さい狛犬達。確かに“稲荷”ではあったが、こうして狛犬に守られていた。この狛犬達の後、赤い社の中には、瀬戸物の"狐（大きさ10cm弱程）"がびっしり整列していた。

写真から想像はつくと思うが、この狛犬たちの大きさはせいぜいコーギーかシェルティくらい。でも、この面構え(^_^; なかなかの迫力で、魔除けの効果は大ですねっ！

サイズは小さめだし、彫刻はあまり精細とは言えず、「安く簡単に作ったんじゃないのぉ？（失礼(^^;ゞ）」と正直思ってしまった。でも見れば見るほど味のある顔をしている(^_^)

1/160 f=4 89mm ISO-50

2005.05.28 11:37

伏見稲荷の狛犬。向かって右、阿吽の吽の方。仔犬を前足で押さえている。アンバランスに大きい牙が、ドラキュラというかチュパカブラというか…(^_^;;

その敷地、せいぜい６〜８畳程度の『伏見稲荷』。こぢんまりとした、町内のお稲荷さんといった雰囲気。その規模にピッタリのミニサイズの狛犬たちであった。

横から見るとこんな感じで並んでいる。正面も迫力のある顔つきだが、横から見ると細長い目が厳しい印象を与える。目だけを黄色く染めていることも、効果的なのかも？小さい上、あまり精細な彫刻とは言えないが、『しょうわ系』の特徴を備えているようだ。

台座をぐるりとチェックしてみたが、奉納年や石工の名前などは見られなかった。

1/250 f=4 89mm ISO-50

2005.05.28 11:37

秩父御嶽神社の狛犬。向かって左、阿吽の吽の方。仔犬を前足で押さえている。

昭和天皇在位60年記念で奉納されたもののようで「陛下御在位六十年 原市場講中創立八十年記念 寛心霊神二十七年祭 昭和六十一年五月吉日」と刻まれている。

製作年代は異なるが、高麗神社の狛犬と非常によく似た特徴を見ることができる。

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

秩父御嶽神社の狛犬。向かって右、阿吽の阿の方。大きく口を開き、眼光も鋭い。珠を前足で押さえている。

ここ秩父御嶽神社は、入口から本殿がある山頂まで、危険なほど急勾配の階段が続く。私の他には初老のご婦人をひとり見かけただけ。時季にもよるだろうが、この勾配にチャレンジする人は、あまりいないのでは(^_^;) でも、森林浴ができて気持ち良かった！(^_^)b

カメラ　DMC-FZ1

レンズ 35-420mm(f=2.8)

秩父・若御子神社の狛犬。向かって左、阿吽の阿の方。

この狛犬、まず見た瞬間に「まるで猫だなぁ」とその体型に違和感をおぼえたのだが、その立ち位置も珍しいのでは？年代的なもの、地域差のようなものもあるのだろうが…

若御子神社には、参道入口にも狛犬がいるようなので、また近いうちに出掛けてみたいと思う。

2005.04.10 08:30

秩父・若御子神社の狛犬。向かって右、阿吽の吽の方。

阿形像もあまり大きく口を開けていないのでハッキリしないと思うが、この写真は確かに吽形像でしょ！？やはり阿吽が通常見られるものと逆(-_-;)b

この猫みたいな狛犬は、どうやら狼らしい。そして秩父では狼狛犬がスタンダードらしく…面白そう(^_^)

それにしても…桜がきれいだった！

2005.04.10 08:29